Un Concert de Piano Excentrique : 2000
〜第2回 こだわりのあるピアノ弾きとその仲間達による大演奏会〜

= 曲目解説・演奏者メッセージ =


リアルオーディオ演奏 リアルオーディオ演奏付き

12.ドボルザーク=カタギリニウス/交響曲 No.9「新世界」より 第4楽章 リアルオーディオ演奏 片桐 摩紀
<曲目解説&曲目へのこだわり>
今世紀に入ってから,ドヴォルザーク自身破棄したと思っていた交響曲が1曲(第1番)発見され,彼の交響曲は9曲であることが判明、番号が付け直された。彼の交響曲は番号を追う毎に作曲の腕の上昇が見られる。1番「ズロニツェの鐘」,2番は壮大な規模であるが深みが全く無い。3番でまとまりがでて,4・5番が中期の傑作といえる。間を置かれて作曲された6番は少し停滞し、7・8・9番「新世界より」はそれぞれ作風が異なっている。
交響曲第9番は人気のある楽章であるが,第4楽章(Allegro con fuoco,ホ短調)は第1楽章よりもむしろ保守的な構造である。短調でありながら,非常に明るい肯定的な曲である。第1楽章から第3楽章までの主題が次々と姿を見せるのも面白い。
<音源情報>
バーンスタイン/イスラエル・フィル盤 (F00G-20396): 演奏は緻密で彼らしい名作と言える。
ズデニエック・コシュラー、スロバキア響盤 :かなり古いレコード。なかなか素晴らしい出来。
アシュケナージ&チェコ・フィル盤 (3500円) :これは文句無しの名作。初めて聞く人にもお勧め。
メンゲルベルク・ACO盤 (KING(廃盤)):メンゲルベルクの音楽の理解は、楽譜の徹底分析と特異な感受性の両方が備わっている。勘でする演奏とは全く異なる。


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