Un Concert de Piano Excentrique : 2000
〜第2回 こだわりのあるピアノ弾きとその仲間達による大演奏会〜

= 曲目解説・演奏者メッセージ =


18.ミヤスコフスキー/ピアノソナタ No.1 より3楽章光山 奈保子
レクオーナ/アンダルシア組曲より「マラゲーニャ」
<曲目解説&曲目へのこだわり>
今日のお題は「スラブの憂鬱とラテンの情熱」です!!
 ミヤスコフスキー(もちろんロシア人)のピアノソナタ第1番(1907-1910)は、全楽章通じてライトモチーフが用いられているため、本来全曲演奏すべきなのですが、重厚長大すぎるため、本日は、光山が「世界で最も美しいメロディーの1つ」と信じて止まない第3楽章のみ演奏します。
 「キューバのガーシュイン」の異名を持つレクオーナ(1896-1963)が作曲した「マラゲーニャ」は、あのラヴェルに「私のボレロより美しい」と言わしめた、これまた美しい曲です。長野五輪のアイスダンスを観ていた方には聞き覚えがあるはず。この曲をバックに滑ったロシアのペアのフリー演技は、それはそれは感動的でした。
<音源情報>
【ミヤスコフスキー】
"MYASKOVSKY PIANO SONATAS 1,2,3&6", Murray McLACHLAN, OLYMPIA
おススメも何も、音源はこれしかありません、多分。
【レクオーナ】
"ERNESTO LECUONA Piano Works", Cristiana Pegoraro, DYNAMIC
"Taboo", Mari Kumamoto, KING RECORDS
"Espana!", Katia & Marielle Labeque, PHILIPS (Piano Duo Version)
ラベック姉妹版は、華やかで歯切れがいいけど、アンダルシアの陰の部分が表現しきれていないのが残念。その意味では、同じラテン系ながらもイタリア人のペゴラーロの演奏は情熱的かつ思索的であり、光山的にはイチ推し。熊本マリ版は、さすがスペインで教育を受けただけあって、選曲もミスタッチを恐れな(恐れなさ過ぎ?)ある種直情的な演奏も、いかにもこの人らしくて面白い。それにしても、日本人がこの曲を録音するとは思ってなかった。しかし、そうだ、熊本マリさんがいたんだ。一生の不覚なりっ。


[プログラム一覧のページへ]


Any comments can be e-mail to the address below...
HiRo [ hiro105@cc.rim.or.jp ]

Copyright © HiRo, All rights reserved.