Un Concert de Piano Excentrique : 2000
〜第2回 こだわりのあるピアノ弾きとその仲間達による大演奏会〜

= 曲目解説・演奏者メッセージ =


リアルオーディオ演奏 リアルオーディオ演奏付き

19.ガーシュウィン/プレリュード No.1 リアルオーディオ演奏 田中 博幸
カプースチン/プレリュード op.53 No.23, No.24 リアルオーディオ演奏
<曲目解説&曲目へのこだわり>
 今日は調子に乗って3曲弾きます。ガーシュウィンとカプースチン、同じくくりで扱ったらそれぞれの権威の方々に叱られてしまいそうですが、両者ともにジャズとクラシックの両方の要素を音楽に取り入れているという共通点があると思って取り上げました。 ガーシュウィンの「3つの前奏曲」第1番は彼のピアニズムが非常に短く圧縮された格好いい曲です。本当は3曲連続でバランス良く演奏してみたかったのですが、カプースチンの魅力に負けました。カプースチンの「24の前奏曲」は作曲者独特のエッセンスがちりばめられている傑作曲集で、その中で23番はジャズっぽいおしゃれな雰囲気があふれ親しみやすい小曲です。しかし演奏は…思った以上に難しいです。続く24番は一種の無窮動曲で、彼の多くの作品群にも共通して言えるのですが、楽譜で指定された速度が鬼のように速くスピード感あふれる終曲です。自作自演を聴くと端正かつ緻密に弾きこなしているのですが…人間業じゃないですね。できる限りこの曲のスピード感を出せるようにがんばります。
なおカプースチンに関する詳細は、不破様の運営する「楽譜の風景」というホームページ http://homepage1.nifty.com/iberia/ で紹介されていますのでご参照ください。
自作自演CDのライナーノーツをみるのもいいかと思います。
<音源情報>
「NIKOLAI KAPUSTIN PIANO MUSIC」, Steven Osborne(pf.)(hyperion), CDA67159
幻想ソナタ、ソナタ第2番とともに「24の前奏曲」から抜粋で13曲弾いています。カプースチン本人よりもジャズライクに弾いている感じがします。
「KAPUSTIN PLAYS KAPUSTIN VOL.2」, Nikolai Kapustin(pf.)(Triton), DICC-24059
やはり作曲者本人だけあって、それぞれの曲の魅力を存分に披露してくれています。「24の前奏曲」は、24曲すべてを聴いてみることをお勧めします。


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