第5回・こだわりのあるピアノ弾きとその仲間たちによる大演奏会

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= 曲目解説・演奏者メッセージ =



10 ラヴェル/「鏡」より
  第1曲 夜蛾
  第2曲 悲しい鳥たち
  第5曲 鐘の谷
金子雄一郎
■曲目解説■
ラヴェルは、対照的な性格をもつ2つの曲を同時にてがけることが、度々あったようだ。怪奇趣味で技巧的な「夜のガスパール」と、童話をもとに子供向けに書かれた「マ・メール・ロワイユ」。 喜遊曲的なト長調と、暗い情念をただよわせたニ長調の2つのピアノ協奏曲。 1904〜5年に書かれた「鏡」の対照にあったのは、おそらく同じピアノ独奏のために書かれた「ソナチネ」だったのだろう。古典的な3楽章形式に従い、 典雅で叙情的な響きの「ソナチネ」とは対照的に、「鏡」の5曲は標題をもった描写的な音楽で、響きのパレットには暗く霞んだ色調しかない。 「即興にきこえるような自由な形の曲が書きたい」というドビュッシーのことばに対して「私が今書いている曲(鏡)はそのようなものだ」と言ったように、 断片的なパッセージ、不規則な拍子、度々の長い休符やフェルマータで、一見あてもなくさまようかのようだ。 この対照を、「ソナチネ」の擬古典主義と「鏡」の印象主義、ということばで整理されることは多い。 たしかに、「鏡」のもつ特徴は、その数年後に書かれ「印象主義」の典型ともいえるドビュッシーの「前奏曲集 1・2集」などとも、似かよっている。 一方で、ドビュッシーが<風景のよびおこす主観的印象を表現した>のに対して、ラヴェルは<風景そのものを客観的に、音という鏡にうつした>とも言われる。 その手つきはまるで、風景というものが一つの形式となって、自らの音楽を形にあわせてながしこんでいるかのようだ。 「前奏曲集」をきいて見えてくるのは作曲者の心のさまだが、「鏡」で見えるのは、風景そのもののふちどりだ。 と同時に、その風景をいつくしみながら、丹念に音楽をつくりこんでいる作曲者の姿が、浮かびあがってくる。その姿はやはり、「ソナチネ」で見える姿と同じものだ。
■音盤情報■
ラヴェルのピアノ曲なら、ペルルミュテルの新盤(Nimbus 1973)が不動の四番打者、旧版(VOX 1956)とM.アース(ERATO 1968)が3番・5番、 時々聞きたくなるフランソワ(EMI 1967)とフェヴリエ(ACCORD 1971)までが先発メンバーといったところですが、 鏡についてはこれに加えて、代打リヒテル(Harmonia Mundi 1965)の異様にテンションの高い演奏が存在感を示しています。 「ラヴェルのピアノ曲はほとんど『天才的』だ。ただし、左手のための協奏曲と『洋上の小舟』を除く。 その2曲は『超天才的』だ。」(音楽の友社「リヒテルは語る」より)というリヒテルの言葉が残っていますが、もっと多くの録音を残してほしかったものです。


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