第6回・こだわりのあるピアノ弾きとその仲間たちによる大演奏会

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= 曲目解説・演奏者メッセージ =



28 リスト/ドン・ジョバンニ幻想曲 S418 不破友芝
■プロフィール■
 IT関連企業勤務。「楽譜の風景」というWebページを運営しております。
■曲目解説■
 今回演奏させていただきます「ドン・ジョバンニ幻想曲」はFranz Liszt(1811-1886)30歳の時の作品。1841年に作曲されました。

 原曲は、モーツァルトが1787年に作曲したオペラ「ドン・ジョバンニ」。自由奔放・悪行三昧のドン・ジョバンニが最後には地獄に引きずり込まれるというストーリー。その中から4つのメロディが当幻想曲に採用されています。
 ただし、順序は原曲通りではありません。以下、ストーリーの概略と幻想曲に採用されている音楽をご説明します。

<ストーリー & リストが利用した箇所>
第1幕冒頭、ドン・ジョバンニが手を出した娘の父(老騎士長)と決闘が行われ、騎士長を殺してしまう。

第1幕第9場、ドン・ジョバンニは、ある農夫の結婚式に訪れ、その花嫁をも誘惑する。
この時に歌われる二重唱が、ドン・ジョバンニ幻想曲の69小節目「Duetto」(Andantino)に採用されている。原曲は通常ピアノで弾かれるよりもゆっくりと歌われる。

第1幕第15場、ドン・ジョバンニは自らの悪行に怯むことなく、自分の悪行カタログに刻まれる女性が明日までにあと10人は増えるだろうと歌い上げる。これが「シャンパンの歌」であり、当幻想曲のラスト「Presto」で何度も繰り返される。この部分は原曲の方がずっと速いテンポで歌われる。でもリスト自身ならテンポ通りにピアノで演奏できたのかも…。

第2幕前半、不実を繰り返すドン・ジョバンニを憎みつつも、抗しきれない愛に燃えてしまう女性達の姿が描写される。

第2幕第11場、「墓場」の場面。墓場を通りかかったドン・ジョバンニが従者と笑談していると、突然不気味な声が響く。それは、墓場に建てられた騎士長の石像が発したものだった。その石像(騎士長の亡霊)が奏でる短調の厳かなメロディーが、当幻想曲の冒頭に使われている。原曲ではごく瞬間的に用いられている。ドン・ジョバンニは、不敵にもその石像を晩餐に招くのであった。

第2幕第15場、「ドン・ジョバンニ、晩餐に招かれたので、参った」の場面。
ドン・ジョバンニが晩餐を楽しんでいるところに、招かれた石像がやってきた。その瞬間音楽が悪魔的になり、その一部が幻想曲冒頭に引用されている。石像は氷のような手でドン・ジョバンニの手を握り、改悛せよと迫るが、断固拒否される。

すると、あたりは地獄の業火に包まれ、ドン・ジョバンニは地獄へ引きずり込まれる。
晩餐に参加していた人々は、悪事をなすものはこうなるのだと歌い上げて、幕は閉じられる。

 原曲では、ドン・ジョバンニが地獄に堕ちるという結末ですが、幻想曲では、悪魔的な音楽を最初に用い、ラストでは、ドン・ジョバンニが最も自由奔放に過ごしている場面の音楽が採用されています。従って、オペラのストーリーをピアノで追った編曲ではありません。モーツァルトの音楽を活用し、リスト自身が再構築したオリジナルの構成による音楽と言えるでしょう。特にラスト2ページのクライマックスはリストの全作品の中でも秀逸で、この作品のために右手を壊したスクリャービンの気持ちも分かる気がします。
 なお、「Entweder - Oder」と書かれているあたりに、長大なOssiaが存在します。この部分について、リストは出版社に対し次のようにコメントしています:

「私は長大なバージョンが気に入っている。しかし、短いバージョンはより効果的だとも思える。これがどちらも削除できない理由だ。」

 時間的な制約もございますが、今回は「より効果的」なバージョンを採用する予定です。
■音盤情報■
 特にございません。皆それぞれに手を加えたりして面白い演奏をしています。


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