Un
Concert de
Piano
Excentrique
: 2000
〜第2回 こだわりのあるピアノ弾きとその仲間達による大演奏会〜
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= 曲目解説・演奏者メッセージ =
 リアルオーディオ演奏付き
13. | プロコフィエフ/束の間の幻影 作品22 より | 久田 幸史 |
プロコフィエフ/ピアノソナタ第3番 作品28 |
<曲目解説>
束の間の幻影:いずれも束の間に消えてしまうムードとイメージャリーを呼び覚ます、この曲集のタイトルは、ロシア象徴派の詩人コンスタンチ・バリモント(1867-1943)の詩による。
「あらゆる束の間の幻影に私は世界を見る」
ピアノソナタ第三番:音楽院時代の習作ソナタ(1907)を下地に、単一楽章に書き改められた作品。
(改訂1917年)アレグロ・テンペストーソ ─ モデラート。特性を表現したレトリックによると、「モーターのようなエネルギーと甘ずっぱいリリシズムの交替」
<曲目へのこだわり>
「束の間の幻影」 音によって構成された、表現の練習ができる。
「ピアノソナタ第3番」ノンレガートと、同時に異なるリズムの弾き分けの練習になる。
楽しい練習は、きりがないから、当分続くのだろう。
<音源情報>
プロコフィエフ:ピアノソナタ全集
ニコライ・ペトロフ(p) 1971〜72年録音 (メロディア)VICC40050〜52
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