Un
Concert de
Piano
Excentrique
: 2000
〜第2回 こだわりのあるピアノ弾きとその仲間達による大演奏会〜
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= 曲目解説・演奏者メッセージ =
 リアルオーディオ演奏付き
5. | モーツァルト/バイオリンソナタ 変ロ長調 K.378
T.アレグロ・モデラート 変ロ長調 ソナタ形式
U.アンダンティーノ・ソステヌート・エ・カンタービレ 変ホ長調
V.アレグロ 変ロ長調 ロンド形式
| 伊東 佐知子(Vn)& 飯塚 雅流(Pf)
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<曲目解説&曲目へのこだわり>
この34番のソナタは、パリ風の繊細な感情と有機的な展開で、このジャンルの代表作に数えられています。晴れやかで軽やかな感じ、これが3つの楽章全体に流れており、この大変上品で洗練された表現が、ピアノにもヴァイオリンにもみられます。それに加えて、ちょっぴり憂愁とでも言うんでしょうか、あのモーツァルト独特の深刻ぶらない憂い、といったものが感じられます。こんなところが、これこそ
モーツァルトだという感じの所以だと思います。
T.アレグロ・モデラート 変ロ長調 ソナタ形式
U.アンダンティーノ・ソステヌート・エ・カンタービレ 変ホ長調
V.アレグロ 変ロ長調 ロンド形式
この曲は、以前日本国際音楽コンクールの予選を聴きに行ったときに初めて耳にし、大変心に響き、今でもその時の印象が強く残っています。今年の9月に姪が生まれ、この曲を姪のゆり奈ちゃんに捧げたいと思います。
<音源情報>
「ヴァイオリン・ソナタ集 第25・28・34・35番」
Vn オーギュスタン・デュメイ / Pf マリア・ジョアン・ピリス
グラモフォン New Best Plus 50 1991年5月 録音 POCG-7110
(ピリスのみずみずしいピアノに乗って、デュメイが甘美で新鮮なモーツァルトを奏でています。)
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