バッハの音楽の曲目データベース 編曲数: 3曲 ■原曲情報
■編曲一覧
■曲目・編曲内容解説 「音楽の捧げ物」、これはプロイセン王フリードリッヒ2世が与えた主題をもとに、 バッハが2つのリチェルカーレと数々のカノン、トリオソナタを曲集として纏め上げて大王に献呈したものです。 「王の主題」と呼ばれますが、実際にバッハが大王に招かれた際に与えられた主題で、 フォルテピアノを弾かせてもらった時にこの主題をもとに見事な即興演奏を果たしました。 これが「音楽の捧げ物」に含まれる「3声のリチェルカーレ」です。 ひょっとするとバッハが残した唯一のフォルテピアノのための曲、ということができるかもしれません。 「3声のリチェルカーレ」は即興的な趣を持ちますが、「6声のリチェルカーレ」の方は極めて厳格に書かれており、 崇高な美しさを持ちます。 ブゾーニ/王の主題によるカノン風変奏曲とフーガ この編曲は、バッハが「音楽の捧げ物」の中に残した数々のカノンを変奏曲のようにまとめ、最後にフーガとして 「フーガ・カノニカ」を配置しています。 ブゾーニのオルガン曲の編曲と違い、派手な和音を重ねるというような編曲方法は使っていません。 「音楽の捧げ物」というと、どちらかというと3声・6声のリチェルカーレ、またはトリオソナタの方が単独でよく演奏されるのに、 なぜブゾーニはカノンだけを選んだのでしょうか。謎です。またはリチェルカーレもブゾーニ編があるのでしょうか??
作成日:2003/10/11
blog記事 2008.03.28: 音楽のささげもの トリオソナタ より 第1楽章「ラルゴ」 【凡例】 楽譜 ○:出版楽譜を所持、△:複写譜を所持、×:不所持 音源 ○:CD・LPを所持、△:非商用録音(アマチュアを含む)を所持、×:不所持 [ トップページへ ] |