昨年末に注文していたいくつかの楽譜が到着しました。まずは Durand から出版されているサンサーンス編曲のバッハ のうち、中でもとりわけ美しいと思うのは、無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番からの「ラルゴ」です (下の譜例参照)。ヴァイオリンの奏でるメロディーにピアノならではの豊かな装飾が施されています。
(Bach=Saint-Saens/ Fugue from Violin Sonata BWV 1005)
もう1点、イシドール・フィリップ編の協奏曲イ短調。この曲は元々ヴィヴァルディの協奏曲(調和の幻想 Op.3-8)を バッハがオルガン協奏曲として編曲したものです。
(Bach=Philipp/ Concerto d-moll BWV 593)