面白い編曲を手に入れました。フィンランドのピアニスト、オリ・ムストネン編曲の パラフレーズ「ロンド風ガヴォット」。 曲は高音域でかわいらしく始まりますが、途中から目まぐるしく調が変わっていきます。 まだ最後まで弾いてみていないのですが、はじめの1ページだけでもその面白さを味わうことができました。 冒頭部分をMIDI にしてみましたので、 下の譜例を見ながらぜひ聴いてみて下さい。
なおこの楽譜はSchottから出版されています(ED 9508、ISMN M-001-13286-2)。
Gavotte and Rondeau (The Virtuoso Piano Transcription Series, Volume 8). By Johann Sebastian Bach (1685-1750). Arranged by Olli Mustonen. Piano. This edition: ED9508. Schott. Book only. 8 pages. Published by Schott Music (HL.49013042) …more info |
ムストネンといえばショスタコの「プレリュードとフーガ」とバッハの「平均律」を交互に配置したCDがありますが、 これもまた独自の解釈で聴いていて飽きません。私はバッハの平均律だけを抜き出して順序も正しく直し、MP3プレーヤーに入れて聴いてます。
さて気を取り直して、今度は普通の編曲で、前々から持っていたのですがまだ曲目データベース に登録していなかったハインツェの編曲集。 これは「21のバッハ小品集」という曲集で、色々な組曲の中から主に舞曲を取り上げています。 フランス組曲やイギリス組曲の中から抜粋したものの他に、無伴奏チェロ組曲・無伴奏ヴァイオリンパルティータなどからの編曲が 数曲含まれています。いくつかの曲は弾きやすいように移調されています。