先日演奏会で、音楽仲間が弾いたフーガの技法(連弾版)がとても良い編曲だと思ったので(今まで知りませんでした)、早速購入してみました。改めて譜面を見て、やはり良い編曲なので、ぜひともここで紹介したいと思います。
編曲者はヤーノシュ・ツェグレディ(Janos Cegledy, 1937-)、全音ピアノライブラリーの「ピアノ連弾名曲選集(1)」に含まれています。収録曲はフーガの技法の中から、コントランプンクトゥスの第1番と第4番。ツェグレディの編曲では、低音・高音それぞれを効果的に使って音楽を立体的に表現し、対位法的な音の扱いを聞き手にわかり易い形で表現しています。
なおツェグレディについて調べてみると、ピアニスト兼作曲家で、日本レシェティツキ協会を発足させた人のようです。
何にせよ、良い編曲を教えてくれた音楽仲間にも感謝です。
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