シーモア・バーンスタイン(Seymour Bernstein, 1927-)編曲の楽譜が2冊届きました。カンタータ第106番からの前奏曲「神の時こそいと良き時」と、カンタータ第147番からのコラール「主よ人の望みの喜びよ」
特に前者については、今年日本でも公開された、シーモア氏についての映画『シーモアさんと、大人のための人生入門』 (原題: Seymour: An Introduction) の中で演奏されたこともあって、多くの音楽愛好家に注目を浴びた曲でした。
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元はフリスキン編曲のものですが、既に絶版かつ、著作権も出版権も切れていないため、楽譜の入手が極めて難しくなっていました。私のもとにも多くの楽譜捜索のお問い合わせをいただきました。
シーモア氏のもとにも、楽譜はどうやったら入手できるか世界中から問い合わせが来ていたようで、自身の編曲を書くことに決めたとのこと。そしてその本人の解釈・編曲が施された楽譜が、Manduca社から出版されました。
フリスキン編との違いは、多くは詳細な指示(デュナーミク、ペダリング、装飾音)の書き込みと、低音の演奏が合理的になるような修正がいくつか見受けられます。
こうして良曲が入手し易くなることは大変喜ばしいことですし、今後は楽譜捜索の問い合わせへの回答にも明確に応えることができるのも良かったです。