ジョン・ルイスの平均律第1巻のジャズ編曲盤

今回は、ジョン・ルイス率いるカルテットやトリオなどのアンサンブルで演奏する、平均律クラヴィーア曲集 第1巻 の全曲をジャズ編曲したCDを紹介します。
バッハのジャズ編曲としてメジャーなのは、ジャック・ルーシエの「Play Bach」シリーズなどがありますが、このジョン・ルイスの録音のユニークなところは、抜粋ではなく平均律第1巻の前奏曲とフーガを全曲編曲して演奏しているところです。前奏曲はピアノ・ソロで、フーガはアンサンブルで演奏するスタイルで、バッハのほぼ原曲どおり始まり、ジャズ風に展開され、また原曲に回帰するような編曲です。
もちろん全曲が一気に編曲されたわけではなく、5年もかけて少しずつ作られては録音されてきたようです。昨年末に韓国のレーベルから4枚組みにまとめて発売されたものを私は購入しました。上のリンクはその4枚組のものです。バラでも売っている(Vol. 4だけ見当たらず)ようで、以下Amazonのリンクを用意しておきます。
ピアノ編曲の中でもジャズ編曲というのは一つの分野になるほどたくさんありますが、残念ながら私のバッハ編曲研究の中ではまだ十分に語れるほど情報が集められていません。将来的にはここでたくさん紹介できるように、少しずつ情報を集めていこうと思います。
—-(関連音源)Amazonでの入手方法—-

(4枚組)(Vol. 1)(Vol. 2)(Vol. 3)

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